一人掛けの電車椅子は、座面に対して木枠が大きすぎる。どうしよう。木枠のインパクトが強すぎて、「赤い椅子」というより「木枠に赤いのが乗ってる」という感じ。ささやかに小さな脚を4本付けたかったけど、せっかく篠塚さんがつくってくれたので、何か工夫してみる。
柿渋の上から、もう少し濃いめの色をぬることにした。水性ウレタンニスを何度も重ね塗りすると、テカテカになりそうだったので、つや消しシリーズからエボニーという色を選んだ。
ソファの木枠と色が近づいてきた。あと一回重ね塗りすれば、落ちつきそうだ。
気に入ったようで、よかった。この電車椅子の一件で、DIY魂に火が付いた。まったく興味のなかったDIY、自分の理想のものは自分でつくるしかない。木材の扱いや塗装について、もう少し勉強しよう。
