ソウルの美術館巡り – アモーレパシフィック美術館(2024年6月)

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Amore Pacific Museum of Art
2024.6.23

アモーレパシフィックといえば、韓国最大手の化粧品メーカーでアジアでは資生堂に次ぐ世界第二位の規模を誇る大企業だ。日本でもお馴染みのinnisfreeETUDE HOUSEもアモーレパシフィック。クッションファンデを最初に開発したのも、このアモーレパシフィック。

その本社ビル1階に美術館がある。この美術館は、アモーレパシフィック創業者のソ・ソンファン会長が収集したコレクションを展示する太平洋博物館としてスタートしている。2009年にアモーレパシフィック美術館(APMA、Amore Pacific Museum of Art)に改称された。

龍山駅からすぐの本社ビル1階にカフェや美術館がある。アモーレブランドのコスメが割引価格で購入できるアモーレストアに目もくれず、美術館へGO!

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STEVEN HARRINGTON「STAY MELLO」

この日開催されていたのは、ロサンゼルスを拠点に活動するポップアーティスト、スティーブン・ハリントンのソウル初の展覧会だった。日本でも彼の作品はユニクロのTシャツや、NIKEなどでも目にしていたが、作品のごく僅かな断片でしか知らなかった。ドローイングから圧倒的なスケール感の作品まで、ポップでユーモア溢れる作品が数多く展示されていた。

会場の柱をがっちり掴むMELLOの巨大彫刻は、この展示用に制作されたのだろう。絵画から飛び出したような立体彫刻、そして映像作品ではMELLOが生きているようだった。15年間を捜索活動を振り返る展覧会、会場には子どもの姿も多かったように思う。

この展示は2024/7/14まで。短いソウル滞在で滑り込みで見に行けてよかった。

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