電車椅子(3)脚を柿渋で塗ってみる

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篠塚さんが作ってくれた電車椅子は「座面が取り外せるように」という私のリクエストに答えた作りになっている。手書きの図面は受け取ってくれなかったが、それだけは覚えていてくれた。木枠の内側にある凸部分に鉄でできた重たい電車椅子がちょうど乗るので、椅子の底が抜けたりはしない。

篠塚さんが、椅子の足を「俺だったら黒く塗っちゃうぞ!」というので全力で阻止。重い腰を上げて自分で柿渋を塗ってみることにした。

二人掛けの脚を塗ってみた。最初よりずっといい。

なぜ柿渋なのかというと、わが家には猫がいるのでなるべく天然素材を使いたかったのだ。水で2倍に薄めた柿渋を塗っていく。

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柿渋は塗ってから2〜3日後に色が濃くなるという。塗ってしばらくして見ると、色が変化しているのがわかる。不思議だ。それにしても色が薄い。もうちょっと濃い色を想像していただけに、これは物足りない。2〜3日経ってまだ薄かったら重ね塗りしようか。

猫たちが家の中から始終見守っていた。

つづく。

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