2018.06.23 Tallinn, Estonia – 滞在5時間の日帰り船旅

バルト三国といえば、エストニア、ラトビア、リトアニア。その中のひとつ、エストニアのタリンはヘルシンキからバルト海を渡った向こう側なので、日帰りする人も多いようだ。小さな国ながらIT先進国でSkype発祥の地としても知られている。

フィンランドが夏至祭でどこも休業なので、急遽船のチケットを予約した。VIKING LINEという大型客船で、船内にはカジノやサウナ、免税店もある。マスコットキャラクターが白い猫みたいなかわいいやつで、乗船時も「いってらっしゃい!」と見送ってくれる。バンドの生演奏を前に、みんな飲んで、歌って、踊って、休暇を全力で楽しんでいる。

行きより帰りの方がみんな断然荷物が多かった。ヘルシンキから空っぽのトランクやキャリーを持っていき、タリンで大量のビールやタバコなどを買い込んでいる。船の中の免税品店でもお酒を大量買いして、身長よりも高く積みあげて運ぶ人もいた。「ちょっとタリン行ってビール5ケース買ってきてー」とかそういう感じか。とにかく、フィンランドとは物価が違い過ぎるのだ。ヘルシンキで宿泊したホテルの冷蔵庫に入っている小さなミネラルウォーターは4EUR(約500円)で、手が出なかった。

タリンは13時に到着して、18時の船で帰ってきたので、滞在5時間だった。小さくてかわいい町で、カフェやレコード店など街歩きをするにはちょうどいい時間だった。アンティークショップがたくさんあって、モスクワオリンピックのグッズをよく目にした。エストニアの隣りがロシアなので、プーチン大統領の商品、マトリョーシカも多かった。

タリン最古のカフェ「Maiasmokk」

洞窟のようなレコードショップ「Tallinn Old Town Records」

明日からまたサッカーモードに切り替えて、ヘルシンキからモスクワを経由して、日本代表二戦目の地、エカテリンブルクへと向かう。

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