Interpark globalでチケット買ってPSY「SUMMER SWAG 2025」ツアー初日へ。ゲストはG-DRAGONとROSE!

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ソウル旅行前、イベント情報を調べていると、ちょうどPSYの「SUMMER SWAG 2025」が開催されることを知った。「SUMMER SWAG 2025」は2011年から続く夏の恒例イベントだ。日本語訳すると「びしょびしょショー」というだけあって、とにかく水を大量に使った演出らしい(後にその意味を身をもって知る)。

PSYは、BTS SUGAさんとの「That That」以来インスタをフォローし、youtubeのライブ映像もよく見ていた。「SUMMER SWAG 2022」の「That That」は何十回見たことか!

とにかくPSYのライブは手抜きがない。歌もダンスも最初から最後まで、パーフェクトにやりきる。エンタメ性も高く、観客がみんな飛んでる。サッカーのゴール裏並みに飛んでる。そして笑える。タイミングが合えばライブに行きたいと思っていたのこのタイミングでツアー!チケット買おう。

ビジュアルからしておかしい(褒めてる)

過去のツアービジュアルもやばい。
PSY 「SUMMER SWAG 2017」
PSY 「SUMMER SWAG 2018」
PSY 「SUMMER SWAG 2019」
PSY 「SUMMER SWAG 2022」
PSY 「SUMMER SWAG 2023」
PSY 「SUMMER SWAG 2024」

チケット発売は6/5から。発売日にチケットサイトをチェックすると、即完売という感じではなかったので、しばし日程に悩む。(後から知ったが、私がチケットを買った日はキャンセル分が一斉にリリースされた日だったらしい)

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PSY 「SUMMER SWAG 2025」ツアースケジュール

PSYのツアーは韓国国内9都市にて2ヶ月に渡って続く。仁川、ウィジョンブ、カチョンのようにソウルから日帰りできる都市もあるので、観光のスケジュールにライブを組み込むのもおすすめ。

DATECITYVENUESecret GUEST
6/28 (Sat)仁川Incheon Asiad Main StadiumG-DRAGON (BIGBANG), ROSE (BLACKPINK)
6/29 (Sun)CL (2NE1), BSS (SEVENTEEN)
7/5 (Sat)ウィジョンブUijeongbu Sports ComplexJ-HOPE (BTS), ソン・シギョン
7/12 (Sat), 13 (Sun)テジョンMokwon University Field
7/18 (Fri) – 20 (Sun)カチョンSeoul Grand Park Parking Square
7/26 (Sat)ソクチョSokcho Stadium
8/2 (Sat), 3 (Sun)水原Suwon World Cup Auxiliary Stadium
8/9 (Sat)大邱Daegu Stadium
8/15 (Fri), 16 (Sat)釜山Busan Asiad Auxiliary Stadium
8/23 (Sat), 24 (Sun)光州Chosun University Field

ツアー初日か2日目か

PSYのインスタにG-DRAGON登場。どうやらライブにゲスト出演するようだ。GDは現在、ワールドツアー中で7月はシドニー、メルボルン、台北、クアラルンプール、ジャカルタと、各国で11公演も控えている。

出演するならツアー最初の仁川アシアド主競技場だ。初日か2日目か。恐らく初日に出演して、体調を整えて出国するから初日だろう。間違いない!GDがゲストで出るなら初日!6/28のお昼には仁川国際空港に到着するので、その日の18時開演なら十分間に合う。

この読みは正しかった(号泣)。

NOLチケットでは買えなかった

韓国のチケットサイトといえばInterpark global

Interpark globalは、これまでも利用したことがある。2013年7月のサッカー東アジア杯、2019年12月の東アジア杯は釜山だった。いずれもInterpark globalで簡単にチケットが買えた。今回のPSYのチケットもInterpark globalだろう。

ところが韓国のニュースサイトを見ると、どうも様子が違う。

Kstyleより(2025/05/22)

Interpark globalではなくて、NOLチケットで発売されるようだ。ところがこのNOLチケットのサイト、何度試しても購入画面にすら進めない。あとからわかったことだが、NOLチケットは本国(韓国人)用で、外国人はやはりInterpark globalで買うことがわかった。

ここに辿り付くまで何日かかったことか。

海外からInterpark globalでチケットを買う方法

チケットサイトの転売防止対策

最近は転売防止で本人認証も複雑になっている。まずは、Interpark globalのアプリをインストールし、本人確認をする。

スマホのカメラでパスポート撮影した後、そのままスマホのカメラで自分の顔を撮影。右を見て、正面を見て、左を見て、正面を見て、アプリ内で本人認証を済ませた上でチケットを買うのだ。Interpark globalもアプリをインストール後、この本人確認は済ませておいた。

また、PSYの「SUMMER SWAG」チケットは韓国内で不正転売の標的になっていて、国内最多の通報数というニュースもあった。早めに買わなければ転売屋の買い占めで入手できない可能性もある。

Interpark globalで言語を「日本語」にすると公演が表示されないという罠

  • Interpark globalは「韓国語」「英語」「日本語」から選択できるので、「日本語」を選択する。(←これは罠。間違い。)
  • 日本語で「PSY」を検索すると、9都市開催なのに5都市しか表示されない。希望する仁川公演が出てこない。
  • 「コンサート」一覧からスクロールすると、仁川公演が見つかる。しかし、そこから先には進めない。

日本からInterpark Global でチケットを買うポイント

日本人なら「日本語」を選択したいところだが、あとからわかったこと。

絶対に「日本語を選択してはいけない!
「English」を選択しなと、座席選択画面に進めない!

なんですか、この罠。

今回、チケットを買うまでに試行錯誤してわかったことをまとめておく。

Interpark Global で日本からチケットを買うPOINT
  • 新規アカウントを登録する際、韓国の携帯番号は不要。
    (操作がうまくいかなくて、当日韓国入りしてからチケットを買おうか、当日券狙いで会場入りしようかと考えたが、SMSによる本人認証はなかった。)
  • 一度でも「日本語」を選択すると、キャッシュが残って公演詳細画面でまた日本語に戻ってしまう。必ずブラウザのキャッシュをクリアすること。(キャッシュが残っていると、「日本語」から「English」に変更しても、次の画面でまた日本語の画面にリダイレクトされてしまう。)
  • 複数のブラウザやウィンドウで表示させていると、エラーで先に進めないことがある。1つのウィンドウで操作すること。
  • アプリは韓国語オンリーなので使いにくい。PCで操作する場合、GoogleChromeで「English」表示のまま、右クリック「日本語に翻訳」を使うなど、ブラウザの翻訳機能か外部の翻訳サイトを使うとスムーズに進む。
  • 現地でチケットを引き替える場合、オンライン決済したときに使用したクレジットカードが必要になることがある。(今回は不要だった)

公演と座席を選ぶ

「公演>公演日>座席」 の順に選んでいく。この場合、「仁川公演>6/28>スタンディング席」という流れだ。この座席選択画面が表示されるまで何日かかったことか!(前述の通り、「日本語」を選択していたので先に進まなかった)

ステージに最も近いエリアは、185,000₩。ここは恐らく本気のファンが押し寄せる聖域なので近づいてはいけない。緑のスタンディングエリアは175,000₩。指定席を選んでも同額だが、ライブはやっぱりスタンディングでしょ!と思ってこの緑のエリアを買うことにする。あとから判明するのだが、スタンディングエリアは水着にサンダルで行くべき場所で、逃げ場のない本気のずぶ濡れエリアだった。

番号が早い方が入場順が早いので、ステージに近い場所を取りたい人は早い番号を選択して開場前から並ぶ。入場順にこだわらなければ、このエリアのどの席を選択してもいい。早く行ってエリア後方で座って見てもいいし、遅く着いても前方へぐいぐい進んでいく人もいる。私は前方のセンター寄りの座席を選択したけど、実際には真ん中あたりで見ることになった。

チケットを買う時、列によってフロアサイド入り口No.というのが異なるが、これも開場後にゆっくり入場する人には関係がなかった。

チケット購入完了!

チケット代175,000₩、手数料8,000₩、合計183,000₩をオンライン決済すると、予約完了となる。「Delivery Method」に「ライブ当日、予約No.と本人確認可能な身分証を持ってチケットBOXでチケット引き換え」とある。身分証はパスポートがあればOK。

PCの予約完了画面

スマホのInterepark globalアプリでも予約確認ができる。ライブ当日は、チケットBOXでパスポートとこの画面を見せればOK。

PSY「SUMMER SWAG 2025」ライブ当日

ドレスコードは絶対!

この公演、ドレスコードはBLUE & WHITEと事前にアナウンスされていた通り、開場は見事にブルーだった。赤なんて誰一人いなかった。私もブルーの短パンに紺x白ボーダーシャツで出かけたが、会場外の屋台でPSY Tシャツを1枚買ってもよかったかもしれない。

ライブ会場でチケットを受け取る

仁川アシアド主競技場の外には韓国グルメ屋台がたくさん並んでいて、ライブ前の腹ごしらえする人で賑わっていた。

スタジアム周辺にフォトスポットもたくさんある。なんか全部おかしい(褒めてる)。

日本語表記はどこにもないので、翻訳アプリ「papago」を使って「チケットBOXはどこですか」と翻訳し、スタッフさんに尋ねると親切に案内してくれた。

脇の下にある黒いものが風に揺れている。なぜこれご丁寧に付けたの。

チケットBOXでアプリの予約No.とパスポートを確認してもらうと、すぐチケットがもらえた。ちゃんと名前が入っている。ああ、これを買うの本当に大変だった!

最近、デジタルチケットが一般的なので、こういう紙のチケットはうれしい。旅の思い出。

予約したスタンディングエリアへ

仁川アシアド主競技場は2014年にできたばかりの多目的スタジアムで、上方から階段を降りてスタンディング席へと向かう。会場のあちこちに放水マシンが無数に配置されていて、これを見ただけでも「ああ、やばいところに来てしまった」と悟った。周囲の人たちがみんなサンダルだったのはそういうことなのだ。露出の高い水着っぽい女子は正しかった。

スタンディングエリア後方で座ってる人もいる。PSYのライブ、今回4時間続いた。アンコールが永遠に終わらないのはPSYのライブでは毎回のことらしい。「江南スタイル、さっきやったじゃ〜ん!」って、帰ろうと出口に向かっていた人がUターンして戻ってくる。4時間経ってもPSYは全力で歌うし、水はバンバン放水されて止む気配なし。無理せずに、ちょっと厳しいなと思ったらライブ中に自分で判断して後方へ。

それにしても、ライブ3時間が経過したあたりからまた激しい曲が続き、踊り狂い、アンコールのアンコール、またアンコールで4時間。PSYの体力どうなってんの。ダンサーさん大丈夫?ツアー初日でこんなに全力出し切って、明日大丈夫?歌える?と心配になった。そして、私も「PSYオッパには負けられねえ!」という気持ちになり、ライブが進むにつれてじわじわと前方へ。

アーティストがまだ歌ってるのに帰るなんて、そんな失礼なこと絶対にしたくないと思っていたが、PSYの場合はそういうこと言ってると帰れないので、自分のタイミングで帰っていいらしい。SNSで常連参加のファンが教えてくれた。

【重要】SUMEER SWAGの水対策

1曲目でこうなります。聞いてないよー!

ライブ1曲目から、取り返しのつかないくらいずぶ濡れ。パンツまで濡れた。プールから這い出たかのように靴の中に水が溜まっている。びしょびしょショーって、まさかここまでとは思わなかった。こんなに水浸しにしちゃって、このスタジアム大丈夫だろうか。ニュースサイトで「1回の公演で水300トン使う」とは目にしていたけど、300トンっていまいちわかっていなかった。

入場時にビニールバッグ、レインコート、ミネラルウォーターがもらえる。そのレインコートもあまり意味がなかった。もらったレインコート着てたけど無駄な抵抗。濡れない対策より、濡れる対策をした方がよかった。持参したポンチョタイプの白いレインコートは、青に染まった観客席で浮いてしまうのでバッグから出さなかった。

このレインコートはライブ後に着て帰るものだと韓国の方がSNSで教えてくれた。でも、電車に乗ってる人でレインコート着てる人は誰もいなかった。みんなずぶ濡れのままで冷房ガンガンの電車に乗っていた。私もそう。冷えた。

SUMEER SWAGの水対策
  • 防水より濡れる覚悟で参加すべし。
  • レインコートじゃなくて、水着にTシャツ。もしくは速乾Tシャツなど。
  • スマホの防水ケース必須。
  • スニーカーで行ってもいいが、ライブ会場でサンダルに履き替えるべし。もしくは裸足。
  • ゴム長靴の人もいたが、上から水が入るのでやっぱりサンダルがベスト。
  • メガネは曇るし、水が溜まる。
  • 水泳用ゴーグルの人もいる。
  • 髪を結んだり、帽子かぶってる人が多い。
  • 着替えて帰る人は見かけない。みんな濡れたまま帰る。
  • ライブ中はタオルで拭いても無駄。ライブが終わったら風邪引かないように拭く。
  • 荷物が心配ならゴミ袋を持参して、バッグごと袋に詰めておく。
  • スタンディングエリアだけじゃない。指定席も濡れる。逃げ場はない。
  • メガネの人は、くもり止めがないと曇って見えない。

スタンディングエリアの人たちを見ると、SUMMER SWAG常連という感じ。

周囲みんなサンダル。靴下にスニーカーなんて初心者にも程がある。

18時にスタートしたPSYのライブ、22時頃もまだ全力で歌ってるし、バンバン放水してるし、さすがにみんな帰ろうとするけど、名残惜しくて戻ってきたり。

PSY「SUMMER SWAG」は人生で一度は体験したいライブ

日本のライブでは、観客が歌っちゃうとアーティストの歌声が聞こえなくなるので、あまり大きな声で歌ったりしないように周囲に配慮する。一方、韓国のライブってみんなで熱唱する。歌ってなんぼ。モニタにも歌詞が表示されるので、どうぞみなさん一緒に歌いましょう!という感じ。だから、今回のSUMMER SWAGも1曲目からずっと全員歌いっぱなし。その会場全体の熱気が凄まじかった。全力で楽しむ韓国のみなさんのエネルギーに圧倒しまくりだった。

だからといって、韓国語がわからず歌えない私のような人が参加しても十分すぎるほど楽しいので心配はいらない。こういうのは楽しんだもの勝ち。でも、MCで何を話してるのかわからない。みんななぜ笑ってるのかわからない。そういうときは、韓国語ができればもっと楽しかっただろうなと思う。

これまでも海外のライブによく行く機会があった。今回はとても久しぶりで、政治や歴史のことなどいったん忘れて、音楽で一つになる空間がたまらなく幸せに感じた。

ライブ中、KISS TIMEというのがあって、巨大モニタに次々とカップルが映し出される。映った2人はキスをする。次々とキスしては、観客から悲鳴が上がる。時には笑いが起こる。多幸感に包まれるスタジアムに、なぜか涙が出る。この気持ち、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のあのシーンを見たときと同じ気持ちだ。

PSYのライブはとにかくエンタメ性が素晴らしい。歌とダンスに手抜きがない。ダンサーさんのクオリティが高いのも見応えがある。何回衣装変えたかわからない。何回アンコール歌ったかわからない。これで満足しないお客さんは1人もいないはずだ。恐らくこのツアーは、私が想像する何倍も準備に準備を重ねているのだと思う。ライブの最後(といってもその後アンコールが続くのだけど)、巨大モニタにライブに映画のエンドロールのような映像が流れた。恐らくこのライブに関わったスタッフさんの名前だろう。ヘルメットをかぶった設営スタッフさんの姿もあった。そういう影で支えてくれた人たちに感謝の気持ちを忘れないところも、PSYらしい。

ゲストが豪華!

2025年のツアー初日は、BLACKPINKのROSE、BIGBANGのG-DRAGONがゲストだった!

ああ、私の大好きなジヨンちゃん!

ずぶ濡れのGD、感無量です。

PSYとGDの「ピタカゲ」、最高です。

実際にはメガネも曇っていたし、ステージも遠くて肉眼ではほとんど見えていなかったけど、この瞬間を目撃しただけでも生きててよかった。出国前日、鹿島神宮参拝してよかった。

それにしても本国あぱつの大合唱の威力は凄まじかった。ROSEがとんでもなくキュートな女の子でメロメロになってしまった。

PSY「SUMMER SWAG」にまた行きたい

次回、PSY「SUMMER SWAG」に行くなら、ステージが見える指定席の方がいいかもしれない。いや、ステージなんて見えなくてもスタンディング席で熱気に包まれ、水を浴びてる方が楽しいか。とにかく次は水着にサンダルだ。しっかり準備しないと、私のように帰国後38度台の熱にうなされます。

それから、2011年から続くこの「SUMMER SWAG」に初めてPSYのお父さんが来てくれたと韓国のネットニュースで知って、ちょっと感動。やっとライブ来てくれたね。

PSY「SUMMER SWAG 2025」6/28 動画

ダイジェスト

G-DRAGON登場からの「POWER」「HOME SWEET HOME」「Crayon」

G-DRAGONとPYSの「ピタカゲ」

BLACKPINK ROSEとPSYの「APT.」

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